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オダピン社長ブログ

2025.12.23【本社ゼロ人の勉強会が、教えてくれたこと】

【本社ゼロ人の勉強会が、教えてくれたこと】
私は、年間に100回以上、社長勉強会を行っています。
正直に言えば、今では特別なイベントではありません。
「やるか、やらないか」ではなく、「やるもの」になっています。
本社と現場をネットでつなぎ、多いときには50人ほどが参加します。数字だけを見れば、悪くない規模です。むしろ経営者としては、少し誇らしく感じる数字かもしれません。
しかし今朝、その前提があっさり崩れました。本社の参加は、ゼロ。現場からの参加は、6人でした。
◆人が集まらないと、不安になる理由
勉強会が始まる瞬間、10年前を思い出しました。社員数が、今よりずっと少なかった頃です。当時は、
「人数が増えているか」
「どれだけ集まっているか」
それ自体が、自分への評価軸でした。
人数は力であり、人数は説得力であり、人数は正しさだと、どこかで信じていました。だからこそ、集まらないと不安になり、集まらないと、自分の価値が下がったような気がしていたのだと思います。
今朝は、違いました
本社はゼロでした。それでも、勉強会はいつも通り始まりました。誰も慌てず、誰も取り繕わず「今日は少ないですね」という言葉もありません。
ただ、淡々と進めました。
そのとき、はっきりと分かりました。経営は「人数」でやるものではありません。50人でも、6人でも、1回の勉強会は、1回です。
人生の1日が、忙しくても、暇でも、同じ「1日」であるのと同じです。人数が多いから価値があるわけではなく、人数が少ないから意味がないわけでもありません。
経営者は、決めたことを実行したかどうか。それだけだと、改めて感じました。
◆「淡々と続けている自分」を評価できるか
今朝、いちばん印象に残ったのは、勉強会の内容でも、参加者でもありません。人数に左右されず、予定通り進めている自分自身でした。以前の私であれば、
・参加者が少ない理由を考え
・本社社員に対して何か嫌味をいうかも
しかし今朝は違いました。決めたことを、決めた通りにやりました。それだけです。
経営者は、感情より「実行」で見られています。社員は、経営者の言葉よりも、行動のブレをよく見ています。人数が多い日は熱が入り、少ない日はどこか力が抜ける。そうした違いを、社員は驚くほど正確に感じ取ります。
今朝参加してくれた6人は、「社長は、人数で態度を変えない」
その事実を、確実に持ち帰ったはずです。
◆年末に、少しだけ前を向けた理由
年末は、数字も、反省も、迷いも押し寄せます。経営者にとって、決して楽な時期ではありません。それでも今朝、少しだけ気持ちが上向きました。理由は、とてもシンプルです。自分は、まだ淡々と続けられている。派手な成果はありません。称賛もありません。しかし、経営はそこからしか前に進まないと感じています。
本社ゼロ人の勉強会は、
「経営者として、まだ足腰は折れていない」
そう教えてくれた朝でした。