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オダピン社長ブログ

2025.12.11【経営の気づき】

【経営の気づき】
「細かな安全指摘」に反発する人と「挨拶」ができない人の意外な相関関係
今朝、社長勉強会で話をしていて、ある一つの重要な「相関関係」に気がつきました。長年頭を悩ませていた安全管理の課題に対する、ひとつの答えが見えた気がします。
■ 建設現場における「小さな指摘」のジレンマ
当社のような建設会社にとって、事故防止は至上命令です。 小さな事故が頻発している現状を打破するため、私たちは安全パトロールを強化し、「危険の芽を摘む」活動を徹底しています。
作業着のボタンが外れていないか
駐車時の歯止めは確実か
こうした些細なことでも、徹底して指摘するようにしています。しかし、これに対して一定数、反発する社員がいます。 「うるせえな」 「そんな細かいこと、事故と直接関係ないだろう」 そう顔に書いてある、あるいは口に出す社員たちです。
■ 「挨拶」というフィルターを通して見えたもの
一方で、当社では「お客様への挨拶」も徹底して教育しています。 不思議なことに、安全の細かい指摘に対しては反発する人でも、「お客様への挨拶」の重要性を否定する人はいません。概念としては全員が受け入れています。
しかし、今朝の勉強会でハッとしました。 安全の指摘に対して「うるせえな」と反発する層は、現場でお客様にきちんと挨拶ができていない層と、ほぼ完全に一致しているのです。
■ 本質は「想像力」と「感度」の欠如
なぜ、この二つがリンクするのか。それは両者とも根っこが同じだからです。
挨拶ができない: 他者がどう感じるかという「想像力」が働いていない。または他者の存在に気づく「センサー」が鈍っている。
細かな不安全行動: これくらいなら大丈夫だろうという慢心。小さなほころびが大きな事故につながるという「想像力」の欠如。
つまり、「うるせえな」という言葉は、単なる反発ではなく、「私は周囲の変化やリスクに対する感度が鈍いです」という自己申告だったのです。
■ 「安全」と「マナー」は別物ではない
これまで私は、安全は安全、マナーはマナーと分けて教育してきました。しかし、それは間違いだったのかもしれません。 ボタンひとつ留める行為も、お客様に頭を下げる行為も、すべては
「プロとしての感度(気づく力)」
の問題です。
「挨拶ができるあなたなら、安全の細部にも気づけるはずだ」
今後は、この論理で社員教育を進めていこうと思います。小さな規律を守れない人間に、大きな安全は守れない。今朝の気づきを、すぐさま現場の安全文化へと昇華させていきます。