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オダピン社長ブログ

2025.12.03【AIの活用】

AIの活用について

今期の当社は、怒涛のようにAIを使いまくっています。社員も関係する資格を、取りまくらせています。
そんな社内でAI活用コンテストを開いて、以下のような成績になりました。何かの参考になれば幸いです。

🏆 9月度 AIコンテスト 審査詳細講評
【工務・直営部門】

🥇 1位:SD様(ナカセン)
受賞作品:設計照査 (AI新入社員化)
総合得点:67.0点 (Gemini:25 / Claude:25 / GPT:17)
【審査員 総合講評】
今回のコンテストにおいて、審査に関わった全てのAIが最高評価を与えた、文句なしのグランプリ作品です。
「AIを単なるツールではなく『優秀な新入社員』と定義する」というマインドセットが極めて秀逸です。いきなり答えを求めるのではなく、対話を通じて前提条件をすり合わせ、AIを育成しながら業務を進めるプロセスは、まさに部下のマネジメントそのものでした。
Claudeからは「設計思想が最高評価」と絶賛され、GPTからも実務的な品質向上への寄与が高く評価されました。公共工事における「リスク回避」という実益と、全社員が模範とすべき「AIとの向き合い方」を示してくれた、記念碑的な事例です。

🥈 2位:RO様(工務・直営)
受賞作品:施工計画・ハザードマップ
総合得点:55.5点 (Claude:23 / Gemini:21.5 / GPT:11)
【審査員 総合講評】
「調査時間 1/10」という、圧倒的な定量的成果(タイパ)が評価の決め手となりました。
施工計画における規格値やハザードマップの調査は、ベテランの知見が必要な重い業務でした。これをAIに集約させ、経験の浅い若手社員でも即座に必要な情報に辿り着けるようにした点は、単なる時短を超え、「組織の即戦力化・教育」という観点で非常に価値が高いです。
「わからないことはまずAIに聞く」という習慣が、現場の生産性を劇的に変えることを実証してくれました。

🥉 3位:ST様(工務・直営)
受賞作品:インターン説明資料
総合得点:50.5点 (Claude:20 / Gemini:16.5 / GPT:14)
【審査員 総合講評】
採用業務における「情報収集(リサーチ)」から「資料作成(アウトプット)」までを一気通貫でAIに任せたスマートさが評価され、僅差の3位争いを制しました。
業界動向を学生向けに分かりやすく噛み砕き、スライド構成までAIに行わせることで、採用担当者の負担を大幅に軽減しています。GPTからも「成果物の精度向上」が高く評価されており、対外的な品質を担保しつつ業務を効率化した、非常にバランスの良いDX事例です。

【内勤部門】
🥇 1位:SK様(カエレル)
受賞作品:業者ランキング自動化
総合得点:60.5点 (Claude:24 / Gemini:22.5 / GPT:14)
【審査員 総合講評】
審査員の心を最も動かしたのは、アプリ完成に至るまでの「執念」と「実装力」です。
既存のツールを使うだけでなく、AIに「GAS(プログラミングコード)」を書かせ、エラーが出れば修正指示を出す。このやり取りを「50回」繰り返して完全自動化システムを作り上げたプロセスには脱帽です。
事務職がエンジニアリングの領域に踏み込み、「毎月の手作業をゼロにする」という究極の効率化を実現しました。GPTからも「業務の本質的な課題を切り出している」と評価され、事務職の新しい可能性(AIによる市民開発)を切り拓いた傑作です。

🥈 2位:DS様(現場コンサル)
受賞作品:LINEでKYサポーター
総合得点:59.5点 (Claude:25 / Gemini:24.5 / GPT:10)
【審査員 総合講評】
この作品の凄さは、「圧倒的なユーザー視点(使いやすさ)」にあります。
裏側では高度なデータ処理が動いていますが、ユーザー(現場作業員)が触れる画面は、誰もが使い慣れている「LINE」です。「新しいツールを覚えるのは面倒」という現場の心理的ハードルを極限まで下げたUX(ユーザー体験)設計は卓越しており、Claudeからは25点満点の評価を獲得しました。
技術をひけらかさず、使う人に寄り添った設計思想は、全社展開のプラットフォームになり得る素晴らしい発明です。

🥉 3位:YY様(現場コンサル)
受賞作品:工法変更協議資料
総合得点:56.5点 (Claude:22 / Gemini:19.5 / GPT:15)

【審査員 総合講評】
上位2名が「自動化」であったのに対し、Yさんの事例は「人間の交渉力をAIで拡張する」という点で異彩を放っていました。
発注者を説得するために「ペルソナ(相手の立場)」を設定し、論理的なロジックをAIに構築させる手法は非常に賢いです。GPTから「精度向上」で高い評価(15点)を得たように、AIを単なる作業代行ではなく「参謀(軍師)」として活用する、攻めのAI活用事例として高く評価されました。僅差の激戦を勝ち抜いての3位入賞です。

(参考)惜しくも選外となった上位事例
以下の事例も、上位入賞と遜色ない素晴らしい取り組みでした。
HS様(安全教育スライド作成): 総合56.0点
最新ツール「NotebookLM」を即座に実務投入したスピード感は社内随一でした。3位とわずか0.5点差の接戦でした。
DS様(写真安全レビュー): 総合56.0点
画像認識技術を安全管理に適用した技術力はトップクラスでした。「LINE活用」のインパクトを優先し、今回は選外となりました。