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オダピン社長ブログ

2016.04.19熊本県の地震について思うこと

今回、熊本県を中心に大きな地震災害が起きています。一日も早い復旧を望んでいます。私たちも、東日本大震災で大きな被害を受け、まだその復興の半ばであります。地域住民のインフラを預かる私たちも、できるだけのことをして、お役に立ちたいと願っています。

 

が、昨日のマスコミ報道はあまりにもひどかった。ちなみに、私はあまりこういうテレビ報道を見ません。報道レベルがひどいのがほとんどなのと、見ていてつらくなるからです。

(これから少し、ガラの悪い表現になってしまい申し訳ありません)

埋もれた土砂から、人を救出しているようでした。

それを、ヘリコプターから「NNNなんとか」というところが実況中継していました。

救出部隊の方々が、なぜか大きくブルーシートをかけて、搬出しているようでした。その模様を、執拗に追いかけるヘリコプター。なるほど、こういう低能な取材があるから隠しているのですね。この時点で、マスコミは救出を邪魔しています。一刻も早く、救出したくても「こういうマスコミからその人を守る」という余計なひと手間が必要になるのです。さらに、彼らは追いかけて

「まだ救急車は来ません。一刻も早く来てもらいたい。」

みたいなことを、絶叫しています。この時点で、私は

「いいかげんにしろっ!」

です。

 

低能なマスコミは言うだけだから簡単でしょう。現地の人たちは、懸命に努力しているのです。

よく回る口を持っている低能なアナウンサーを下して、そのヘリコプターで運んだほうがよっぽどいいのではないですか?現地では、車による移動さえままならない人たちに対して、ヘリコプターで上空からのうのうと中継を続ける、その無神経さに腹が立ちました。救出された方をブルーシートで覆っている自衛隊員の人たちも、優に10名を超えていました。彼らのせいで、大きく救出作業が遅れてしまっていると思います。

 

まあ、マスコミが低能なのは今に始まったことではなく、さらに言うと、それを見る低能な人たちがいるから,ああいうのを流し続けるのでしょう。私一人が、断固拒否したところで事態は何も変わりません。

 

そこで、提案です。

当社では、ネーミングライツ事業を行っています。

http://www.pref.iwate.jp/kanzai/27100/042663.html

これは、企業が施設の命名をすることで対価を払い、それにより施設の維持管理を充実させる、というものです。

 

今回の被災地の、取材ブースやよく映されるところに企業名を入れて、その対価に関してはすべてそこの復興に使われる、というのはどうでしょうか?

上場企業などは、復興支援をしたくても「それは会社の利益になるのか」という株主代表訴訟があるので、なかなか実行しにくいと思いますが、これなら大丈夫でしょう。しっかりと、企業名をPRできるのですから。それに、復興に対して100%使われるお金を出している、というのは出す気にさせます。そういうことを、売名行為ととらえずに「しっかりとした企業である」という空気ができてくれればいいですね。いずれ、復興には現実的な問題として巨額のお金がかかるのですから。

そうすれば、低能なマスコミ取材も少しは役に立つのではないでしょうか。