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オダピン社長ブログ

2021.12.132021.12.11 命がけで通勤する必要があるのか?

命がけで通勤する必要があるのか?
昨シーズンの雪はとても多く大変でした。
大雪が降ったその朝、女性の新入社員が泣きながら会社に来ました。「とても怖かったですぅ(ノД`)・゜・。」
#だれでもこわい
その時に思ったのが冒頭の
「こんな大雪で危険なときに、命を懸けてまで通勤する必要があるのだろうか?」ということです。
それを境に、テレワークを強く推奨し
「地震はいつ起きるかわからない。でも、雨や雪は相当の確率で分かる。
翌日が危険なときは、通勤時間がかかる人はテレワークにしよう。」という号令を出し、
大雪の日は出勤率を40%以下に減らしました。
#みんなに感謝された
誤解があるといけないので補足しますが、当社の現場は全く違います。
建設業は「ひとさまの安全を確保する」のが仕事ですから、大雪のときなどは、
除雪業務をはじめ率先して「命を懸けて職務を遂行」します。
ですから通勤の話は、本社勤務の社員の話です。
#現場のみんなありがとう
#でもくれぐれも気を付けてね
#ちなみに当社の除雪チームには
#二十歳前後の男性2名と女性2名がいる
さて、その通勤の件からテレワークが推進され、業務への影響もあまりないことから、
平常時でもテレワークが進みました。
もちろん、コロナの影響でやってはいたものの、さらに加速された感じです。
また、通勤革命で会社に来る時間、帰る時間もみんなバラバラになり、いつだれがどこにいるのか、
よくわからない状態になりました。
そこで「いくら何でもテレワークのルールを作ったほうがいいんじゃないか」というのが、
当然と言えば当然出て来ました。
そこで、総務とブランディング部に作成を依頼しました。
ところが、これが難航に次ぐ難航。最初は、一般的なテレワークの考え方で、
「さぼっていないか監視する」というのが中心でした。
また、働く場所は当然「自宅」です。ここで、まず私から最初のいちゃもん。
「スタバでテレワークしたらダメなの?」「通信環境が。。。。」みたいな回答で、あたふた。
一応、自宅以外も考慮して再作成。
次に私から「なんで監視しなくてはいけないの。(通勤革命のせいで)通勤途中の電車でも仕事認めてるけど監視していないよね」
「でも、仕事をしている確認をしないと。。。。給料は時間で払われるし。。。。」
「疑うことはコスト、を実現できないかな?」と、また無理難題。
そこで、私から「テレワーク」という概念を改めて「上司の直接監視下でないところで働く場合」と
規定しよう、と提案しました。
つまり、部下の仕事を直接監視できない場合の働き方のルールを決めてしまおう、ということです。
さて、ここでまた部下どころか私まで大きな暗礁に乗り上げてしましました。
話が当初から360度ぐらい変化してしまっています(笑)
#わたしはこういうことが良くある#慣れているといえば慣れている
しかし、ここで大きな(古い表現で恐縮ですが)コペルニクス的展開が!!!
「あっ、そうだ!うちの現場での仕事はまさにこれだ!!!!!」
どういうことかと言いますと、現場で上司が部下に
「今日の午前中に写真を5枚とって丁張を3か所かけてきて」という指示を出すことが良くあります。
というか毎日そんな感じです。
この場合の部下の仕事は、上司の直接監視下にありません。上司はできたものを確認するだけです。
ですから、部下は「指示されたことをやれば」あとはさぼり放題です。
これを読んでいる当社の幹部には、思い当たることだらけでしょう(笑)
もちろん、優秀な社員は「終わりましたから次に何をやればいいですか」と連絡が来る人もいます。
→今の新入社員たちはだいたいこんな感じ
「おお、予定より早く終わった。じゃあ、木陰で一服して休もうぜ」と言って、
実感いっぱい休む(さぼる)人もいます→当社の幹部はだいたいこんな感じ(もちろん過去の話ですよ)
#反論ある人は書き込みしてくださいw
なんと、大昔から当社では(建設会社は)「上司の直接監視下でない仕事」をしていたのです。
それは、時間管理ではなくタスク管理ですね。
「この時間働け」ではなく「この仕事を終えろ」なんですね。
だから、歴史的に残業も多くなりがちだったのかもしれません。
仕事を、「時間」という単位ではなく「タスク」と単位でとらえていたのですから。
終わるまでが仕事、みたいな。
#仕事の単位がタスクは革命#いや気が付いたことが革命
ということは、これを内勤にも応用できればタスク管理ができます。
そうすれば「さぼっていないか監視する」みたいな無駄な業務も削減できます。
まさに「疑うことはコスト」の実現ですね。
そう考えると、以下のような運用ができそうです。
【小さな子供を持つ女性社員の場合】今日の残りのタスクを上司から与えられる。
14時に帰社して15時に自宅につく。
通常は17時までにタスクをこなすが、今日は娘を迎えに行かなくてはいけない。
そこで、そのまま迎えに行き家事を済ませ、お風呂に入れて疲れたのでそのまま就寝。
翌朝、すこし早く起きてタスクを完了。
【明日にデートを控えた独身男性社員の場合】今は金曜日の午前中。
土曜日から日曜日にかけてデートが控えている。
そこで、午前中で業務を終えて、上司から「午後いっぱいのタスク」をもらう。
午後から、美容院、買い出しと準備に奔走。
土日は無事にデートを終えて、日曜日の夕方から気合を入れてタスクをこなす。
私生活が充実していて、普段よりタスクも早く片付けることができた。みたいな。
要は、仕事の単位を現場と同じ「タスク」にすればいいだけですね。
こうなれば本当に「いつでもどこでも仕事」の実現。
総務のMさん、ブランディング部のDさん、これをよく読んで実現しよう。
通勤革命に続く「働き方革命」が起きるぞ!!
#ワクワクドキドキ