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オダピン社長ブログ

2022.04.012022.04.01【入社式】

2022年の新入社員は
中途入社2 名
新卒社員22名
なんでこんな書き方をしたのか、お判りですよね笑
そう、2022と、入社する社員の数が見事に整合性が取れてます。驚き😲
#何か持っている
私からは、こんな話で歓迎しました。
—————————————✂︎———————————————
入社おめでとうございます。そして数ある会社の中から当社を選んでくれて、本当にありがとう。
今年からO2グループと言う採用にしました。
これは、岩手を良くするためには「岩手から離れて、岩手を見る」という体験が必要だと思い、
グループ会社がある青森や仙台でも研修をしてもらうためです。
ですから、今までの新入社員と違い、皆さんには青森や仙台でも研修してもらいます。
違う体験を楽しんでください。
さて、皆さん、周りを見渡してください。
世の中との大きな違いに気が付きませんか?そうです、ここは若い人で溢れているのです。
社会的には少子高齢化です。日本という長い歴史の中で、2016年から初めて「人口減少」という現象が起きています。
それなのに、ここでは若い人が溢れている。
これが何を意味しているかというと、私たちには「夢や希望を若い世代に見せる」という使命があるのです。
その理由を説明しますね。近代日本は、3つの年号で分かれています。
私が生まれたのは昭和という世代です。そのころは、紛争解決に「戦争」という究極の暴力が使われていました。
その後は、「学校に行きたくてもいけない」「働きたくても働くところがない」という現象があり「生きること」
「学校に行けること」「働くことができること」が幸せ、という時代でした。
冷蔵庫を買っては幸せになり、車を買っては幸せを感じていました。
無いものを埋めるようにして、幸せを感じていたのが昭和だったと思います。
そして、無いものがなくなった平成に移り変わります。
無いものが無くなり、みんなが学校に行き、みんなが働けるようになりました。
そうなると、皮肉なことに「学校に行きたくない」「仕事に行きたくない」という人が出るようになります。
また、無いものは無いため、その欲望の対象が一気に「お金」に向かったのです。
ゲームをやってはいけない理由が「そんなことは金にならないから」でした。
金になるならやってもいい、という意味で使っていたのです。
稼ぐことが絶対的に正しい、という雰囲気が濃厚にありました。
そして、現代の令和に繋がるのです。今は昔ほど、お金の価値がなくなっています。
無料の図書館があり、無料の公園があり、仕事はコンビニでいくらでもあります。
その代わり無くなった物があります。それが「夢」や「希望」です。
冷蔵庫を買っても、お金を稼いでも満足できないのです。
お金を稼ぐまでは意識できても「では、その金を何に使うのか」まで考えが至りません。
ですから、この時代に大切なことは、夢や希望を持つこと、です。
ところが、平成の親世代に育てられた皆さんは、なかなかそう考えることができない。
だから、どんどん人口が減っていく。それはそうですよね、夢が無い未来には子供は産めないですよね。
だからこそ、次の世代に向けて皆さんは「ワクワクドキドキ」できる先輩になってほしい。
後輩たちに「○○さんのようになりたい」と思われる生き方をしてほしい。
そのために、会社を使って自分の夢を追いかけてほしい。そう思っています。
次の世代のためにも、わたしたちが「輝く存在」になろう。
そして、それをこの地域に広げていこう。
わたしたちが、ファーストペンギンになるのです。