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オダピン社長ブログ

2023.07.01明日は第39期経営計画発表会です

明日は第39期経営計画発表会です
昨日、50年ぐらい?勤めてくれたMさんが退社の挨拶に来てくれました。
私が子供の頃から働いてくれていました。当社の創業者である父を、一生かけて支えてくれた方です。
#私より父を尊敬していると思う
こんな思い出があります。私が小学生の頃、自宅が作業員さんたちの待ち合わせ場所みたくなっていました。
彼はみんなから「けんちゃん」と呼ばれていたのです。
当時10歳前後の私は、みんなに習って彼のことを「けんちゃん」と呼んだのです。
そのせつな、父親から「バチーンッ」と思いっきりほおをぶたれたのです。
「お前ごときが、うちの従業員に馴れ馴れしい口をきくんじゃない!!」ものすごい剣幕で怒られました。
父親は「(世間から低い立場で見られている土木作業員だが)家に帰れば一家を支える立派な旦那さんだ。敬意を忘れてはいけない」
という信念がありました。
幼少期のことですが、今でもはっきりと覚えています。そして、私にもその信念が埋め込まれている気がします。
#それにしても怖かった
#今の時代には許されません
まあ、そのお返しとばかりにここ数年は当社の若い社員に、Mさんを捕まえては
「この人のせいで、父親にぶん殴られたんだよ、俺は」とあちこちで吹聴しているのですが。。。。
そんなMさんも引退ということで、一抹の寂しさもあります。が、前を向いていかなくてはならない。
38期は私が社長になって、一番の(良いことも悪いことも)変化の多い年でした。よって、過去最高に組織も変更しました。
39期を迎えるにあたり、明日の発表会では、さまざまな変化の先にあるもの、変化の意味を社員の皆さんに伝えようと思います。
そういう意味では、ワクワクしています。
どんな未来がくるのか確実に言えることは、「その到達点を目指さない限り」到達できない、ということです。
偶然、良い会社になったとか、良い人生だった、というのはありえないと思います。父親は常々こんなことを言っていました。
「神様だって忙しいんだ。俺たちのお願いを聞いているわけにはいかない。神様に頼む暇があったら努力しろ。
俺たちが努力して、努力して、努力して、最後の最後に少しだけお願いを聞いてくれるかもしれない。それが祈る、ということだ」
まさに、この心境です。
精一杯の努力をします。